@article{oai:opcnr.repo.nii.ac.jp:00000138, author = {呉地, 祥友里 and Kurechi, Sayuri and 大湾, 明美 and Ohwan, Akemi and 佐久川, 政吉 and Sakugawa, Masayoshi and 下地, 敏洋 and Shimoji, Toshihiro and 田場, 由紀 and Taba, Yuki}, issue = {11}, journal = {沖縄県立看護大学紀要, Journal of Okinawa Prefectural College of Nursing}, month = {Mar}, note = {【研究目的】目的は、沖縄県宮古島の一介護老人福祉施設において、施設ケア提供者の伝統行事への認識と伝統行事に関する高齢者ケアの実際を把握することである。【研究方法】対象は、沖縄県宮古島のA介護老人福祉施設の施設ケア提供者(以下、「ケア提供者」とする)14名であった。方法は、半構造化した面接調査で行い、その内容は(1)ケア提供者の伝統行事参加の状況、(2)ケア提供者の伝統行事への認識、(3)ケア提供者の伝統行事に関するケアの実際であった。データ分析は、面接調査内容から、語りの原文をセンテンス化し、類似した内容をまとめ、検討した。【結果と考察】1.ケア提供者は全員が、伝統行事に参加しており、高齢者の生活してきた地域の伝統行事を把握しやすいと考えられた。2.ケア提供者の伝統行事への認識は、<高齢者は先祖を崇拝している>、<家族との交流>になり<宮古島の大事な行事>とし、伝統行事は<一時帰宅の機会>となり<楽しかったことの支援>として、QOL向上のための高齢者ケアにつなげたいと認識していると考えられた。3.ケア提供者の伝統行事に関するケアの実際は、言語によるニーズ、非言語によるニーズがあり、そのニーズの充足状況は、<ニーズの充足>、<代替ケア>、<ケアの発展>であった。ケア提供者の自己評価は、<高齢者のニーズ重視のケア>、<必要なケア>、<習慣の継続>、<当たり前のケア>であった。施設入所高齢者への伝統行事の現実的なケアのあり方は、地域の生活者の一人として伝統行事について学び、参加することが、施設ケアに伝統行事を取り入れる第一歩であると推察された。}, pages = {51--57}, title = {施設ケア提供者の伝統行事への認識と高齢者ケアの実際-沖縄県宮古島の一介護老人福祉施設の事例-}, year = {2010}, yomi = {クレチ, サユリ and オオワン, アケミ and サクガワ, マサヨシ and シモジ, トシヒロ and タバ, ユキ} }