@article{oai:opcnr.repo.nii.ac.jp:00000139, author = {田場, 由紀 and Taba, Yuki and 大湾, 明美 and Ohwan, Akemi and 佐久川, 政吉 and Sakugawa, Masayoshi and 呉地, 祥友里 and Kurechi, Sayuri}, issue = {11}, journal = {沖縄県立看護大学紀要, Journal of Okinawa Prefectural College of Nursing}, month = {Mar}, note = {【研究目的】本研究の目的は、援助者(報告者)が困難事例と認識した一事例に対する援助プロセスについて、事例検討を繰り返したことによる援助者の変化が援助関係の形成に与えた影響を分析し、事例検討の意義と援助者の変化および援助者のあり方について考察することである。【研究方法】事例検討は、同一事例に対する援助について合計7回実施した。期間は2005年5月~12月、参加者は、援助者と老年看護の専門家である大学教員であり、1回の討議時間は90分から120分、討議の内容はすべてテープに録音し、逐語録を作成した。分析は、逐語録から「援助者の姿勢」、「援助者の課題と解決策」、「援助者の気づきと行動」「事例と援助者の援助関係」を抽出、質的に分析した。【結果および考察】事例は、一人暮らしの男性高齢者で、援助者は複数の訪問介護員とともにサービス提供者として関わった。事例は、訪問介護員の変更を繰り返していたことから、対応困難事例と認識していた。今回の事例検討の特徴は、『モニタリング方式』『課題解決型』であった。事例検討による援助関係の変化は、『援助者としてのかかわりを拒否された関係』、『援助者としてのかかわりを受け入れられた関係』、『ニーズを捉えきれず課題が解決しない関係』、『フェルトニーズを捉えたが課題が解決しない関係』、『ニーズを捉え実践し援助が認められた関係』であった。援助関係の形成には、援助者の自己役割を自覚した実践が影響した可能性があった。また「モニタリング方式」の「課題解決型」の事例検討は、援助者に気づかせ、自己役割の自覚を促していたことから、援助関係の形成に資する可能性が示唆された。}, pages = {59--63}, title = {対応困難事例の事例検討による援助者の変化が援助関係の形成に与える影響-在宅要介護高齢者の援助プロセスを通して-}, year = {2010}, yomi = {タバ, ユキ and オオワン, アケミ and サクガワ, マサヨシ and クレチ, サユリ} }