@article{oai:opcnr.repo.nii.ac.jp:00000189, author = {堤, 梨那 and Tsutsumi, Rina and 前田, 和子 and Maeda, Kazuko}, issue = {16}, journal = {沖縄県立看護大学紀要, Journal of Okinawa Prefectural College of Nursing}, month = {Mar}, note = {【目的】NICUにおける母親の退院準備のための看護支援に活かすために、NICU入院中の乳児をもつ母親が、誰との、どのような相互作用の中で、退院後に家庭で医療的ケアの担い手として役割を果たせるように準備していったかを記述することであった。 【方法】A病院NICUに入院中で退院後も日常的に医療的ケアが必要な乳児の母親5名を対象に、退院移行期中にそれぞれ2~3 回、総計13回の半構造化面接を行った。 【結果】母親が医療的ケア提供者として役割を果たす「決意」と「自信」は、医師、看護師などの医療従事者、そして子ども、夫、家族に加えて同じ経験をしているピア(入院児の母親仲間)など重要他者との多岐にわたるさまざまな相互作用によって、影響を受けていた。「決意」には医師が最も関係し、次いで看護師もかなり寄与していた。他方「自信」の強化には圧倒的に看護師の関わりが寄与しており、総じて、看護師の役割の大きさが明らかになった。看護師との相互作用は、【子どもの状態・治療についての説明】【親子の尊重】【活発なコミュニケーション】【日常的ケア場面での傾聴・助言】【学習への動機づけ】【効果的な指導】など12に分類でき、看護師の基本的態度やケア技術指導\n場面での関わりが多く語られた。 【結論】母親らの退院準備を支援する上で看護師は重要な役割を果たしていた。看護支援として、母親のレディネスのアセスメント、母親を巻き込んだ退院計画の立案、計画的な予期的退院指導、統一したケア技術指導、母親とその家族を含めたチームアプローチなど総合的支援の必要性が示唆された。}, pages = {33--47}, title = {NICU入院中の乳児をもつ母親の医療的ケア提供者としての退院準備 : 決意と自信に影響を与えた重要他者との相互作用}, year = {2015}, yomi = {ツツミ, リナ and マエダ, カズコ} }