@article{oai:opcnr.repo.nii.ac.jp:00000200, author = {知念, 久美子 and Chinen, Kumiko}, issue = {17}, journal = {沖縄県立看護大学紀要, Journal of Okinawa Prefectural College of Nursing}, month = {Mar}, note = {【背景】人的物的資源の乏しい離島において、住民が安心して暮らすための医療を提供するには中核病院からの医療支援が欠かせない。住民に医療を提供できる唯一の場所である診療所で看護活動が展開できるよう、中核病院からの支援が存在している。【目的】中核病院における離島支援看護活動とその構造を明確にすることである。【方法】離島支援を看護の立場から検討し、改善・開発を図ることを目的に中核病院看護部に設けられた離島支援開発委員会の全活動記録(26ヶ月28回,約月1回)を「離島支援活動にはどんなものがあったか、またどのようなものが求められるか」の視点(分析の視点)でよみとり分析結果とした。その討議内容と分析結果を離島の特質に起因して行っている、また行う必要のある「離島支援看護活動」と命名した。命名した「離島支援看護活動」を活動の主 体は誰かまたその性質に着目し分類を試み構造化した。【結果】地域に開かれたセルフケアの指導、島内外との継続看護のための連携、離島支援看護活動の持続的改善に専門に取り組む組織の設置と運営など15の離島支援看護活動を命名した。命名した離島支援看護活動から離島診療所看護師による離島住民に対する離島支援看護活動、中核病院による離島住民に対する離島支援看護活動、離島診療所と中核病院が協働で行っている離島支援看護活動、離島支援看護活動の維持・改善のための管理、離島支援看護活動の持続的改善に専門に取り組む組織の設置と運営といった離島支援看護活動の構造を導きだした。【結論】導き出された離島支援看護活動とその構造は、離島における看護職による看護活動と医療を安心・安全に提供するために必要な連携・協働を可能にする看護活動、個々の離島について独自に開発されるべき看護活動、生活文化に応じた看護活動であり、島嶼の特徴に基づき,離島住民の健康を保障する内容であった。}, pages = {17--32}, title = {離島診療所を管轄する中核病院における離島支援看護活動とその構造}, year = {2016}, yomi = {チネン, クミコ} }