@article{oai:opcnr.repo.nii.ac.jp:00000204, author = {宮里, 智子 and Miyazato, Tomoko and 大川, 嶺子 and Okawa, Mineko and 賀数, いづみ and Kakazu, Izumi and 西平, 朋子 and Nishihira, Tomoko and 牧内, 忍 and Makiuchi, Shinobu and 伊良波, 理絵 and Iraha, Rie}, issue = {17}, journal = {沖縄県立看護大学紀要, Journal of Okinawa Prefectural College of Nursing}, month = {Mar}, note = {目的:学生の臨地実習における看護倫理に関する体験を明らかにし、その特徴を検討することをとおして、看護倫理教育で用いられる事例などの教材開発への示唆を得ることを目的とする。方法:研究協力者は、看護系大学1施設において、3年生の臨地実習を終了し、協力の得られた23人である。臨地実習における看護倫理に関する体験についてグループインタビューを行い、質的帰納的に分析した。結果:学生の臨地実習における看護倫理に関する体験は【信頼関係を築くために必要だとは思うが、自分の個人的な情報を患者に伝えることについて迷う】、【学生としての責任と能力を自覚しているため、患者の家族からの期待に戸惑う】、【患者の尊厳の尊重を考えて判断をしたが、自分の判断と異なる看護師の判断や施設の状況に直面し戸惑う】、【患者の発達段階や性別に応じた尊厳を尊重した対応が出来ず、どのように対応すればよかったのかと疑問に思う】、【信頼関係を築けているからこそ寄せられた患者の好意を断ることができず困る】、【患児へ贈り物をすることは、平等な看護を提供するといえるのか悩む】、【受け持ち患者以外の患者から頼まれごとをされ困る】、【学ぶ者としての思いと看護者としての思いが対立しどう行動すればよいのか悩む】の8つの体験であった。結論:臨地実習における学生の看護倫理に関する体験の特徴は、学生が看護者としてケアを行う立場であるときと、学習者と看護者のふたつの立場が同時に存在したときの2つに大別されることであり、この体験の特徴をふまえた教材作りを検討する必要があることが示唆された。}, pages = {79--87}, title = {臨地実習における学生の看護倫理に関する体験}, year = {2016}, yomi = {ミヤザト, トモコ and オオカワ, ミネコ and カカズ, イヅミ and ニシヒラ, トモコ and マキウチ, シノブ and イラハ, リエ} }