@article{oai:opcnr.repo.nii.ac.jp:00000206, author = {伊良波, 理絵 and Iraha, Rie and 嘉手苅, 英子 and Kadekaru, Eiko}, issue = {17}, journal = {沖縄県立看護大学紀要, Journal of Okinawa Prefectural College of Nursing}, month = {Mar}, note = {【目的】実習指導をし始めた臨床看護師が、どのようなことに困難を感じてどう対応したのか、その特徴を明らかにすることによって、実習指導をし始めた臨床看護師に対する支援を検討する。なお、本研究で「実習指導をし始めた看護師」とは、看護学実習の指導で直接学生と関わるようになって1年未満の臨床看護師のことである。【方法】同意が得られた8人の研究協力者に半構造化面接を行い、語られた内容から実習指導に関する困難と相対する対応を抽出して質的・帰納的に分析し、困難と対応の特徴を検討した。【結果】実習指導をし始めた臨床看護師が感じた困難は、実践者と指導者という二重の役割が内在することによって生じるもの、実習指導者-受け持ち患者-学生の三者間にある看護過程や指導過程に関するもの等があった。困難への対応として、指導経験者の体験を参考にしながら、看護実践や指導について自己学習しつつ実習指導を行っていた。一方、たとえ学生に関連する困難であっても、実習指導をし始めた看護師から、実習指導教員に働きかける対応は優先されていなかった。【結論】実習指導をし始めた臨床看護師が感じた13の困難とその対応が抽出された。実習指導をし始めた臨床看護師にとって、実践者と指導者という二重の役割が内在することを前提に、備えている実践力を見極めて学生と関わる範囲を設定すること、予備知識を得る機会や振り返りの機会を設けて体験が共有できるようにすること、同僚や管理者からの助言、教員との話し合いの場が支援になることが示唆された。}, pages = {97--106}, title = {実習指導をし始めた臨床看護師が感じた困難と対応}, year = {2016}, yomi = {イラハ, リエ and カデカル, エイコ} }