@article{oai:opcnr.repo.nii.ac.jp:00000235, author = {村上, 満子 and Murakami, Mitsuko}, issue = {21}, journal = {沖縄県立看護大学紀要, Journal of Okinawa Prefectural College of Nursing}, month = {Mar}, note = {背景:本人の、退院したいが自信がないので退院したくないというアンビバレンツを理解した地域移行の支援が求められる。目的:制度精神療法という視座から、長期入院精神障害者が自信をとりもどすための看護実践を分析し、①主体性を尊重する具体的実践内容と、②そこでの実践者集団における知見の共有方法を解明する。方法:担当看護師がA氏への看護実践を振り返ったインタビューデータと看護記録等を、受け持ちから調査時点まで5年間の時系列にそってA氏変化したきっかけとなった実践について大小の見出しをつけて整理し、分析した。結果:看護実践は、「担当看護師」から「周囲の人々」、そして「家族」との関係性の再構築として3つの大見出しと、「強制から協力、そして納得へ」「異なる世界観と折り合う」「みんなに協力してもらう」「地域で暮らす人とつなぐ」「24時間、迅速対応」など11の小見出しにまとめられた。結論:担当看護師が、①A氏との関係性を問い直し、その世界観を知ろうとしたことを端緒とし、②A氏の行為を尊重して周りを変え、このことにより、③A氏のセーフティネットを再構築した。この実践における知見を実践者集団で共有する方法は、④看護観の異なりを克服し、情報を一元化して伝達することであった。}, pages = {1--9}, title = {長期入院精神障害者が自信をとりもどす主体性返還の実践を共有すること―制度精神療法の視座より―}, year = {2020}, yomi = {ムラカミ, ミツコ} }