@article{oai:opcnr.repo.nii.ac.jp:00000358, author = {玉城, 清子 and 賀数, いづみ and 古謝, タカ子 and 仲里, 幸子 and 高屋, 澄子 and 大嶺, 千枝子 and 中村, 安秀}, issue = {3}, journal = {日本公衆衛生雑誌, JAPANESE JOURNAL OF PUBLIC HEALTH}, month = {Mar}, note = {沖縄県は広大な海域に散在し,沖縄本島,宮古島,石垣島の主要島を中心に70余の島々から成り立っている。宮古島は沖縄本島より330km 離れ,伊良部村は宮古島よりさらに7km 離れた離島である。昭和30~45年の宮古保健所では無資格者による分娩介助が高い割合を占めていたが,その管内でも伊良部村は高率を示していた。昭和30~45年までの間に伊良部村に居住し,当時妊娠分娩の可能年齢にあったと思われる昭和6年~15年生まれの女性143人を無作為に抽出し,面接調査を行うことができた。うち104人に対して無効回答6人を除く98人の372例の分娩を今回分析の対象とした。主な知見はつぎの通りである。1.伊良部村における372例の分娩のうち,無資格分娩介助者による分娩は306例(82.3%)であった。無資格分娩介助者は経験を積んだ取り上げ婆さん(Traditional Birth Attendant. 以下TBAという)のみでなく,隣近所の婦人や実母,親族など妊産婦を取り巻く身近な人々であった。2.妊産婦の多くは医療機関が遠いことや経済的理由より,無資格者に分娩介助されるのが当然であると考えていた。3.新生児の異常に関しては有資格者による分娩介助では死亡がみられなかったのに対して,無資格者による介助では22例の新生児死亡があった。無資格者による分娩介助のうちで,臍帯切断器具を消毒していた場合に臍の異常は明らかに減少していた。}, pages = {229--233}, title = {沖縄の離島における無資格者による分娩介助に関する調査}, volume = {42}, year = {1995}, yomi = {タマシロ, キヨコ and カカズ, イヅミ and コジャ, タカコ and ナカザト, サチコ and タカヤ, スミコ and オオミネ, チエコ and ナカムラ, ヤスヒデ} }