@article{oai:opcnr.repo.nii.ac.jp:00000407, author = {謝花, 小百合 and Jahana, Sayuri and 大城, 真理子 and Oshiro, Mariko and 具志堅, 翔子 and Gushiken, Shoko and 神里, みどり and Kamizato, Midori}, issue = {23}, journal = {沖縄県立看護大学紀要, Journal of Okinawa Prefectural College of Nursing}, month = {Mar}, note = {目的: 本研究は、終末期がん患者の看取りを経験した看護師に対するインタビューから、沖縄独自の文化的特性を取り入れた看取りについて明らかにすることを目的とする。 方法: 研究デザインは質的記述的研究とした。がん診療連携拠点病院と緩和ケア病棟に勤務する看護師に対して半構造化面接を実施した。なお、本研究は研究者の所属する機関の研究倫理審査委員会の承認を得て行った。 結果: 研究協力者はがん拠点病院の看護師2 名と緩和ケア病棟の看護師2 名であった。看護師は患者の死後のケア後に身なりを整えた後に家族やユタと呼ばれる霊能者(シャーマン)が行うヌジファ(抜霊)という死の風習を施行することを容認していた。患者の入院中に病室で行われる【患者のマブイをあの世に導くヌジファという死の風習の容認】と死亡退院後に遺族が病院を訪れ病室内外で【ユタと遺族が共に行うヌジファという死の風習の容認】が抽出された。 沖縄の死の文化的特性をふまえた看取りに関する看護師の認識は、【ヌジファの重要性の理解】、【ヌジファを容認することは遺族のグリーフケア】、【ヌジファという死にまつわる風習の継承の重要性】が抽出された。 結論: 沖縄県内の2施設で働く看護師4名は、沖縄独自の死の文化的特性を取り入れた看取りであるヌジファを行うこ とは遺族のグリーフケアとの認識を持ち、終末期がん患者の入院中から死亡退院後においても家族が執り行うヌジファを容認し支援していた。今後は遺族への調査を行い、沖縄の死の風習を取り入れた看取りがグリーフケアにつながったのかどうか検討する必要がある。}, pages = {25--33}, title = {終末期がん患者の看取り時に死の文化的特性である ヌジファを取り入れた家族ケア}, year = {2022}, yomi = {ジャハナ, サユリ and オオシロ, マリコ and グシケン, ショウコ and カミザト, ミドリ} }